術後(歩く)

先生に名前を呼ばれて、目が覚めた私。

あっ、痛い…
気持ち悪い…

手術が終わって、
手術台からベッドに移る際には、
よくテレビで見る、

「はい、いくよ、1,2,3!」

の掛け声とともに移動しました

が、これも素早くやっていただいてるんでしょうけど、
なんせ痛いから、
ちょっとした振動が響いてねえ…

ベッドで病室まで戻りましたが、
その時もガタガタしていて、
特にエレベーターの段差とか

ガツン、ガツン

って。
いやいや静かに運んで~と心の中で叫んでました

それからは痛みとの戦いでした
点滴とともに痛み止めもボタンを押したら注入される仕組みに
なっていましたが、
あんまり効いてないな~という印象で。

お腹切ってるし、
子宮と卵巣という内臓取っちゃってるしね、
そりゃ痛いんでしょうね。

って思っていましたが、
どうやら「尿道カテーテル」
いわゆる「おしっこの管」が痛かったらしい

全身麻酔など使って手術が行われて絶対安静が必要な場合、
トイレにいけないので尿道カテーテルを入れる

個人差があるらしいけど、
私にはあまり向いてないようでした

しかも、子宮と膀胱が癒着していて、

「膀胱の外側が皮一枚みたいに薄くなっちゃって…」

と先生が言ってまして。

だいたい術後、歩けるようになればすぐにこの管もはずれるそうですが、
私の場合、

1週間も

いれっぱなしで、しんどかったです

術後2日目、まだ飲食も禁止で、痛みも絶好調の時、
こんな紙がテーブルの上に

え~、嬉しい
でも、こんな痛みで歩けないよ~

と、複雑な心境でしたが、
メッセージはすごい嬉しかったです

次の日、看護師さんが声をかけてくれて、


「歩いてみましょうか~」

と。
自信はないけど、
一緒に歩いてみようかな~という感じで。

まず、起き上がるのもしんどくて。
こんなにも大変なものかと。

看護師さんに支えられながら、

一歩踏み出しては、
また、一歩

これがなかなか難しい
いつも歩いていたのに、
歩き方を忘れてしまったみたいに
歩くことが出来ない

まだ病室を出て、3メートルくらいのところで、

あれ?
なんか暗い…

と、思った瞬間、
その場に倒れてしまいました

目の前真っ暗で、
いわゆる「貧血」的な

看護師さんが必死に声掛けしてくれているのは
わかっていたのですが、
これまた全然答えられない

「車いす持ってきて~」

と、周りがバタバタしていて、
結局進んだ3メートル、
帰りは車いすで引き返すことに…

なんか自分が情けない感じで、
それでも看護師さんは優しい

「大丈夫です、また、明日歩いてみましょう」

もう~

「惚れてまうやろ~」

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