遠くを見ると目が良くなるって本当?

遠くを見ると目が良くなる」とか「緑を見ると目に良い」
って本当?

「遠くを見るといい」と聞いたことがある方、多いのではないでしょうか?

実際のところはどうなのか?

答えは、「YES」です。

最近、スマホやパソコンの普及で、近くを見ることが多くなっている現代人。
眼科医の見解も含め、どうして遠くを見ると良いのか説明していきます。

遠くを見る、緑を見るのは目にいいの?

現代人はスマホやパソコンの使用頻度が高く、近くのものを見る時間が長くなっています。

近くを見ているときは目の玉の中にある『毛様体筋(もうようたいきん)』という筋肉が緊張し、
水晶体が厚くなっている状態です。
遠くの山を見ると毛様体筋の緊張が取れ、水晶体の厚みが減り、目がリラックスした状態になります。

緑色については、赤系統の色に比べて精神的なリラックス効果が強いことが考えられ、
自律神経系の過緊張を和らげることが期待できます。

従って、近くばかりを見ず、適度に目を休めるために遠くの山の緑を見ることは、目の健康にとって非常によいことなのです。                               (参考:かわな眼科)

遠くを見る、緑を見ることで視力もアップする?

遠くの山や緑を見ることで、視力が回復したように“感じられる”ことは考えられます。

近くを長時間見ていると、目はその距離にピントを合わせようとして、ちょうど肩凝りのようにピントがその距離に固まってしまうことがあります。
これを『調節緊張』といいます。
そうしたときは先述したように、目の中にあるピント調節を担っている毛様体筋が緊張している状態です。
近くにピントが合いやすくなっているため、遠くのものがやや見えにくく感じることがあります。

一方、遠くの山を見るとピントを遠くに合わせられます。
そのときは毛様体筋が弛緩(しかん)した状態です。
筋肉をリラックスさせることで、近くにピントが合う状態を解除できるため、遠くのものが見やすくなり、視力が回復したように感じられるというわけです。
ただし、あくまで自然なリラックスした状態に戻っただけであり、実際に視力がよくなったわけではありません。

まとめ

遠くを見ると目にいいというのは、
「遠くを見る時、筋肉の緊張がほぐれ、リラックスした状態になるから」という理由です。

スマホやパソコンを見ていると情報が多く、かつ、楽しいため、ついつい長時間の使用になってしまいがちです。
30分、あるいは1時間に1回程度、時間を決めて5~10分ほど、強制的に遠くのものを見るように心掛けると、
良いです。

コロナ禍の影響で、室内でパソコンやスマホ、テレビなどの画面を見る時間が増える傾向にある一方、
外の風景をゆっくり眺める機会が以前より減ったという人も多いと思います。
目をいたわったり、リフレッシュさせたりするために日常生活上で意識・行動することが大事ですね。

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