安いメガネと高いメガネ、何が違うの?

フレームとレンズセットで5000円、7000円、10000円など、
リーズナブルなメガネがある一方、

フレームだけで30000円、レンズだけで20000円など、
高額なメガネもあります。

どうしてこんなに違うのか?
安いのと高いのでは何が違うのか?

それは、4つのポイントの違いなのです。

「素材」、「工程」、「産地」、「ブランド」です!

素材

メガネフレームは大きく分けてプラスチックを用いたセルフレームと、
金属を用いたメタルフレームの2つに分かれます。

ひとくちに、プラスチックと言っても、セルロイド、アセテート、超弾性樹脂など様々な種類の素材があり、
それぞれ質感や耐久性、柔軟性、重量が異なります。
最近では、ロケット事業で開発された熱に強いカーボンなどもありバリエーションに富んでいます。

次にメタルフレームですが、18Kやプラチナ、チタン、ステンレス、アルミ、ゴムメタル、他合金など、
多様な金属が使われており、これもまた、それぞれ性質が大きく異なります。
生体適合性チタンとして医療現場で使用されるゴムメタルなどは、大変優れた素材であると同時に加工が難しく、
製造には高い技術を要求されます。

工程

次に、メガネフレームに使用する素材によって製造方法が異なります。

プラスチックフレームは、さまざまな色柄のプラスチック板を工作機で切削し、
きさげかけ、やすり掛け、ガラ磨き、ドロ磨きといった方法で削り磨いていきます。
同じプラスチックでも、樹脂素材は、決まった金型の中に素材を注入し成形します。

メタルフレームは、多いものだと約200工程を要し、
立体的な形状を作っていくプレス加工やレーザーによる型抜き、
金型からクリングスやブリッジなどのパーツを製造する方法など、
使用する素材や製法によってバリエーションも富んでいます。

さらに各パーツをろう付けし、メッキ処理、磨き作業を行い、多くの工程を経てメガネフレームが出来あがります。
また、それぞれの作業が機械で行われているか、職人による手作業かという違いもあります。このように加工方法によって作業に必要な道具や技術、手間が変わり、これが価格に影響しています。

安いメガネは、色々な面で価格を下げることを優先しています。
海外生産の部品を使う、大量生産でコストを下げる、複数の商品で共通のパーツを使うなどです。
それによって低下価格化を実現しているのです。

産地

増永眼鏡

メガネの産地として、日本の福井県鯖江市は何といっても95%を超えるシェアとして有名です。
シェアだけでなく、高品質な点も大きく評価されるところです。

大量生産の中国製品は価格の安いものが多く、
それに比べてイタリア製や日本製のものは高めになる傾向があります。
また産地により仕上りにも差が生まれ、一般的に日本製の商品は、各工程のチェックが厳しく高い品質を維持しています。

ブランドの力

イタリア製のメガネはブランド力で人気があります。
イタリアに限らず、メガネフレームは多くのブランドが、それぞれこだわりを持ってさまざまな商品を展開しています。
メガネを購入する際、ブランドに注目して選ぶという方も多いのではないでしょうか。
著名なデザイナーがデザインしたものや、ファッションの枠を超えたさまざまなブランドとのコラボレーション、
有名人のオフィシャルモデルなどが人気になりやすい傾向にあります。
見た目の他にも、軽さやフィット感・そして耐久性などの機能性にこだわるブランドもあります。
こうした各ブランドのさまざまなこだわりや、希少価値なども各メガネフレームの価格に反映されているのです。

まとめ

価格の低いメガネは、主に大量生産で海外で作り、洋服でいえばユニクロみたいな存在です。
安いからダメとか良いとかいうことではありません。

ファッション感覚で2本目3本目のメガネが欲しい場合などは、
同じ度数のレンズで低価格商品を選んでもいいと思います。

メガネとして、まずは、「見えるメガネ」「使えるメガネ」を作ることを前提に考えておくことが大事です。

そして、素材や工程、技術など価格の裏に設定された理由を知って、自分で納得して選ぶことも重要です。

価格だけではない、ブランドだけではない、本当の価値に気づくことができたら、
いいメガネと出会えた証拠ですね。


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