サングラスはやっぱりRay-ban?

サングラスはやっぱりレイバンかな?

サングラスの代表的なブランドとして有名な「Ray-ban」(レイバン)。
多くの芸能人を始め、毎年新しいモデルを出して進化しつづけているレイバン。

なぜ、サングラスと言えばレイバンなのか?
なぜ、こんなにも人気なのか?

その疑問を解決していきたいと思います!

Ray-banのはじまり

ボシュとロムの出会い

世界最高峰のサングラスブランドである「レイバン(Ray-Ban)」は、ジョン・ジェイコブ・ボシュとその友人のヘンリー・ロムが創立したボシュロム社によって生まれました。
二人が最初に始めたのは小さな眼鏡店でしたが、あるときボシュが道ばたで見つけた硬質ゴムからヒントを得たことで、状況は変化していきます。

ボシュは、軽くて丈夫な硬質ゴム製でメガネフレームを作ってはどうかと考え、その開発に成功します。このフレームのメガネが、使いやすいと高く評価され、ボシュロム社の名は一躍有名になりました。
やがて光学分野にも進出したボシュロム社は、顕微鏡や写真用レンズなどの製造も行うようになります。

アメリカ政府公認の製品へ発展

1900年代になり、ボシュの息子であるエドワードやウィリアムへと世代交代が行われます。
ウィリアムが製造に成功した高品質の光学ガラスの誕生で、それまでヨーロッパの輸入品に頼っていたものが、自社でさらに高品質なものを生産可能になりました。
その技術は、航空機に取り付ける測量カメラレンズやパイロット用のゴーグル、またサーチライトグラスなど、アメリカ政府の目にもとまるような製品へと発展していきます。
そしてこれがRay-Banサングラス誕生のきっかけとなったのです。

アメリカ屈指の光学器械メーカーとしての地位を築いてきたボシュロム社でしたが、その事業はコンタクトレンズや眼科用医療機器、医薬品へと変化を始めます。
独自の特許成型技術によって、世界で初めてソフトコンタクトレンズの実用・製品化に漕ぎつけたのもボシュロム社でした。
現在ではアイケア製品のトップメーカーとして、多くの製品を世に送り出しています。

パイロット用サングラス「アビエーター」

アメリカ政府からの依頼

第一次世界大戦を経験することとなる1900年代初頭。先進の技術は艦隊や航空機のさまざまな部分に注ぎ込まれていきました。
ボシュロム社も精度の高い光学機器を開発し続け、やがてアメリカ政府からの依頼が増えるようになります。

アメリカ陸軍航空隊のジョン・マクレディ中佐の目にとまったボシュロム社は、パイロットの目を守るためのアイケアアイテムの開発を依頼されます。
飛行中、同乗していたパイロットの目が腫れ上がっていくのを目にした中佐にとって、パイロット用のアイケア製品の開発は急務であり、重要課題であったのです。
上空を飛ぶ航空機のパイロットは強い太陽光線の刺激を受けます。頭痛や吐き気、視力の低下など、さまざまな症状に悩まされるパイロットは少なくありません。中佐自身もそのひとりでした。

機能性とデザイン性

開発まで6年の歳月を要し完成したのは、ボシュロム社オリジナルデザインの「ティアドロップ・シェイプ」。
このデザインは、人が目で見る範囲をカバーできることから、従来のゴーグルの問題点となっていた視野の確保も可能にしました。
強い紫外線をも遮る緑のレンズ「レイバン・グリーン」で、しっかりと目を守ることができます。
テンプルとモダンがまっすぐなため、ヘルメットをかぶったまま着脱しやすいのも特徴でした。
機能性だけでなくデザイン性も兼ね備え、完成の翌年となる1930年にアメリカ陸軍航空隊がこれをアビエーターとして採用します。

光を遮る=Ray-ban

Ray-Banブランド誕生となるのはその7年後、1937年のことです。
「光を遮る」という意味のあるRay-Banをブランド名にし、さまざまなモデルを発表していきます。その中でアビエーターは現在も顕在している人気のモデルです。アイコニックなデザインは、ファッションや映画界にまで影響を及ぼし、一般販売されて以降、レイバンを代表するモデルとして50年以上たった現在でも、その人気は衰えていません。

Ray-Banという名前には「光を遮る」という意味が込められています。この「光を遮る」という強い意味合いには、パイロットの目を守るために困難を極めながらも開発を続けた、ボシュロム社の強いこだわりが垣間見えます。

1950年代誕生「ウェイファーラー」

「ウェイファーラー」は、レイバンのサングラスで最も有名な定番モデルで、1952年に誕生しました。
レイバンが初めて開発したプラスティックフレームのモデルとして、セレブリティやアーティスト、ファッショニスタから注目を集め、時代を超越し愛されて生きた象徴的なサングラスです。
さまざまな顔の形に似合うウェリントンシェイプも、幅広く支持を集めている理由といえます。

多くのアーティストからの支持

プラスティック素材は染色しやすいため、カラフルなフレームも展開。
ロックミュージシャンが反体制精神の象徴として着用するなど、多くのアーティストが使用することで幅広い層を虜にしてきました。
一時的に市場から姿を消していたものの、2006年にリデザインされた「ウェイファーラー」は、2007年、55年ぶりに復活をとげます。さらに2年後にはアップデートモデルが展開され、それを皮切りに、折りたたみ式や少し小ぶりな「ニューウェイファーラー」も誕生しました。

まとめ

二人の青年が始めた眼鏡屋から一大企業にまで発展したボシュロム社は、アビエーターの開発に携わったことがきっかけで、Ray-Banという後世に続くサングラスブランドを立ち上げることになりました。
アビエーターやウェイファーラーなど多くのロングセラーを輩出し、現在では世界中の幅広い世代に支持されています。
長く歴史が続いても、機能やスタイル、素材に対するこだわりは今も変わることはありません。だからこそRay-Banは、変わらず長く愛され続けているのです。

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