コンタクトレンズ、誰が発明したの?

コンタクトレンズって、誰が発明したの?

視力補正のために広く使用されているコンタクトレンズ。
いったい、いつ、どこで、誰が開発したものなのでしょうか。
この記事では、コンタクトレンズの歴史について、解説していきたいと思います。

コンタクトレンズの歴史(世界)

コンタクトレンズの原理は、ルネサンス時代にレオナルド・ダ・ビンチによって発見されたといわれています。
球形の容器の中に水を満たして、それに開眼状態の眼を浸し角膜の光学的作用が消失することに気づいたといわれています。

レオナルド・ダ・ヴィンチ、マニュスクリプトD、1508-1509、222 X 160 mm, フランス国立図書館

実際に目に装用するガラス製のコンタクトレンズが作られたのは、1888年、スイスの眼科医アドルフ・ガストン・オイゲン・フィックによるもので、近視である自らの目にコンタクトレンズを装用する実験を行ったのが初めだとされています。

その後もコンタクトレンズは装用感をよくするために、さまざまな形で改善されてきましたが、それでも目に痛みを生じたり、充血したりと、装用感が著しく悪い時期が長く続いたようです。

その後、1938年にはPMMA(ポリメチルメタクリレート)という素材を使った初代のハードコンタクトレンズが登場し、1961年になると、水分を含み柔らかい素材を使用したソフトコンタクトレンズの製法が確立され、その後装用感が徐々に改良されてきました。

そして1993年には、1dayタイプのコンタクトレンズが登場し、1998年には、酸素透過率がより高いシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズが登場しました。

コンタクトレンズの歴史(日本)

日本においては、1949年、当時の名古屋大学の水谷豊博士が、高校生のためにPMMA製のコンタクトレンズの作成に着手し、1951年に視力矯正の臨床実験に成功したのが始まりだといわれています。

当時のコンタクトレンズは、装用感が悪く、安全に装用できる時間も短いなどの問題が多くありましたが、その後、レンズの酸素透過性や装用感が改善され、現代の快適なコンタクトレンズに進化していきました。

まとめ

レオナルド・ダ・ヴィンチの人体解剖図は有名ですが、コンタクトレンズの発明へとつながるアイディアを持っていたのはあまり広く知られていません。

それからしばらく時を経て、現在コンタクトレンズが進化して、使い捨てやカラーコンタクトまで幅広く日常になってきたのは、ダ・ヴィンチもびっくりしていることでしょう。

まだまだ進化しつづけているコンタクトレンズ。
先人たちに敬意を払うためにも、きちんと眼科医の検査を受け、装用とお手入れをしっかりしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA